クソガキ
とめてはみたものの‥‥
クソガキに何言っても無理だということが判明し、、
私もしぶしぶ、提案にのることになった;
「‥‥あんた、それ、昔からやってたの?」
クソガキを見下ろしながら、呆れた表情で私はつぶやく‥
「はい!」
洵は自慢げに、元気よく答えた;
私は、呆れすぎてしまい‥‥無表情で洵をみつめた‥‥
旧校舎は、基本いつも全教室に鍵がかかっていて、生徒は入れない。
まぁ、例外的に、秘密ルートで鍵を入手していた子もいたんだけど‥‥笑;
例えば、職員室から‥‥旧校舎の鍵と、全く関係ない鍵をすり替えてゲットしたり‥‥‥笑;
卒業していった先輩から受け継いだり‥‥
しかし、さらに上をいく奴がいたみたい‥‥;
‥このクソガキ、
何食わぬ顔で‥‥
‥‥‥地面に落ちてた木の枝でピッキングしてやがる;
お前は、木の枝使って、アリ塚でアリを釣るチンパンジーかっ;