クソガキ
男の子は、頬を紅潮させ、目をキラキラさせながら口を開く…
「‥あ、あの、も、も、もしかして、あ、あなたは、洵平クンと住んでるお姉さん‥ですよね?」
「‥‥はい、そうですけど」
じりじりと迫ってくるその男の子の雰囲気に押され、私は思わず洵の後ろに隠れた;笑
そして洵のシャツを少しひっぱりながら、“どうにかしろ”と目で訴える。
洵も、苦笑いしながら、“すんません”と目で返し、そして
「拓也、お前引かれてるぞ!;」
と言いながら、その男の子を私から離してくれた。
‥‥すると、男の子の動きがピクッと止まった。
そして‥‥
「‥‥‥‥まぢ
超可愛いーーーーー!!!!*」
――――‥‥‥
そう、叫んだのだ・・・・・・