クソガキ
「だってさー、普通ならもう男女の関係あってもおかしくないよー?一つ屋根の下に住んでんだし?洵クンもそんな歳だし?」
‥‥‥!!!
私は、あまりの衝撃に、食堂の椅子から落ちそうになる;
亜衣子のくるっくるの巻髪が、妖しく揺れている‥‥;
‥‥なんか、今日の亜衣‥‥いつも以上に壊れてる;
「‥‥亜衣、もしかして、佐々木君にフラれた?;」
「なんか今日寒いよねー。」
‥‥うわ!スルーされた;
‥‥やっぱりフラれたんだ‥;
「結衣もさ~、年上なんだからリードしなきゃ~」
そう言って、亜衣は、唇の端をセクシーに上げる。
「‥‥じょっ、冗談やめてよ;」
‥‥洵と‥‥私が????
ダメダメダメダメ!!!
確実に犯罪の域に入ってる!!
18歳の男の子に手を出すなんて…!
わ、私‥‥こんな若さで‥‥
まだ逮捕されたくない!
しかも教師のタマゴ(全くもって未定)である私が‥‥!!
ありえないありえないありえない!
一人、まるでなにかに憑依されたかのように悶絶する私を‥‥亜衣は、ただただ呆れて見ていた。。。
「‥‥冗談なのに;」
「‥‥」