クソガキ
「あー、拓也クン、リビングでテレビでも見ててー。準備するしー」
「はい!*」
「ぁ‥‥はい 笑;」
すごい笑顔に、またビビッてしまった‥笑;
なんなんだろ‥‥?;笑
あの笑顔の純粋さは‥‥
「笑; 結衣さん、なんでクジャクなんすか?」
キッチンでご飯を温めてると‥‥洵がやってきて、私が飾ったクジャクの羽にやはり気付いて、珍しそうにつまんだ。
「バイト先の持って帰ってきたのー」
私は得意げに言う。
「‥‥また変なもん、もらってきたんすね;」
洵は呆れ顔で、私を見下ろしてきた。
‥‥‥そう、
見下ろしてきた‥‥
‥‥‥‥1秒、
2秒、
3秒、
4秒、
5秒、6秒‥‥‥
‥‥‥これは、
どちからというと‥‥‥
“見つめている”
っていうの‥‥?;
「‥‥‥なに?」
とりあえずいつものクセで、ナメられないように、私はガンとばす。
「‥‥‥結衣」
‥‥‥‥へ‥‥?
い、いま‥‥‥
よびきり‥‥‥
‥‥‥したよ‥ね‥?
‥‥私は、間抜けな顔で、洵を見上げた‥‥。