クソガキ
お勉強
「‥‥んー゙‥もう!わからん;」
朝食の時も、教科書片手の洵平。
「こら、行儀悪い。ご飯の時は教科書置いてよね」
私がそう言うと、洵は素直に言うことをきいてくれた。
「あんた‥あの後何時まで勉強したのー?」
洵の目の下のクマに気付いて、何気なくコーヒーを入れてやりながら、私はきいた。
「‥‥‥5時‥」
ボソッと答える洵。。
‥‥うわ;徹夜じゃん;
そりゃ、クマもできるわけだわ‥‥;
「はい」
私は、ボーッとしてる洵の前に、栄養ドリンクをおく。
「眠気覚ましにはコーヒーよりもこっちが効くんだよ!」
「あ‥‥‥あざーす」
「‥‥うん。」
寝不足だと、洵って妙に大人しいのね‥;笑
今朝も、朝ごはんをつくってた時に、
振り返ったら、私の真後ろに洵がのっそり立っていて‥‥
思わず悲鳴あげそうになってしまった‥‥;笑
んー;
‥‥なんか変な感じだ;
「あんま徹夜しちゃダメよ?赤点にならないだけなら、まだ全然間に合うんだし。」
私は、うつむいた洵にそう言った。
んー‥‥なんか、可哀相;