クソガキ








「うん、バイバーイ!」



「‥あ、そうだ。ケータイ番号教えてよ」



「あー、オッケー」





「ねぇ、今度、二人でどっか飯食べにいこうよ。あ、やっぱ俺のケー番、教えとくな~」


……颯太は突然そんなことを言いだした



‥‥はぁ?;

こいつ、彼女の前でそんなこと…;





恐る恐る彼女の方を見てみると‥‥‥


案の定、‥‥ムッとした表情で颯太を見ていた‥;





あらら~‥


‥‥知~らない。







私がそう思って冷や冷やしているにもかかわらず‥‥


颯太はさっさとカバンからシャーペンと紙切れをとりだして、数字をスラスラと書いていく‥‥‥








「はい!登録しといて」



番号を書き終え‥‥、颯太はその紙を私に渡してしまった。。。




「…あー、うん」


‥‥もらっちゃった





「じゃあね~、結衣ちゃん」







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