クソガキ







「…とりあえず、腕は放さないんだね;笑」




「うんっ♪*」



靴箱をでても、俺の腕に絡み付いてくる絢音チャン‥‥;


しかも、密着‥‥;



そりゃ、悪い気はしないけど…

正直、困る;笑





「…はぁ;」



「い~じゃ~ん♪* えぇー、旬照れてんのぉー?*」




‥‥そんな、にこにこして言われても‥‥ねぇ?笑;







「あ、弟元気?」



ふと頭をよぎったので、絢音を見下ろしてきいてみた。




「うんっ*‥‥また、お兄ちゃんに会いたい~って言ってるよ♪*」


そう言う絢音の頬が、チークが濃いせいか、なんとなく赤い。










この前、絢音の家に遊びに行った時に、こいつの弟に妙になつかれたんだよな‥‥俺。




『ぼく来年小学生になるから、お兄ちゃんと結婚するんだー!!!』


って、俺に飛び掛かりながら言ってきた‥‥5歳の男の子‥‥‥笑;


ちなみに、自分が7歳だと思いこんでいる‥‥。



多分、ちょっとバカ。笑








‥‥俺って、、、なんだかガキに懐かれるらしい‥




‥‥‥結衣さんとか、結衣さんとか、結衣さんとか 笑






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