クソガキ
「ご注文は?」
「結衣さん☆」
「はい、デリカシーチキンカレーですね。」
完全にスルー。
「辛さの方はどういたしましょう?」
「辛口で☆」
「‥‥あんた、辛いの食べれないでしょ?;」
「わかってんなら聞かないでください 笑」
洵はそう言って、楽しそうに笑った。
もう‥‥クソガキ‥‥。
「シュンクン!イラッシャイ、ヒサシブリダネ」
私が洵の注文をとっている時に‥‥
ワイングラスを片手に、ゆったりと、ジャハーンさんがやってきた。
「ご無沙汰してます!」
洵はジャハーンさんに会釈をし、笑顔で挨拶した。
ジャハーンさんは、洵の会釈に、優しい微笑みを返した。
「How's ya doing?」
(どうだい調子は?)
「Hungry‥‥笑」
(腹減ってます)
「オー、ソレハイケナイ!poor fellow!ユイチャン、タノンダヨー!」
「はーい!」
私は笑顔でそう言うと、洵の伝票をもって、カウンターへ向かった。
‥‥洵、ジャハーンさんによく懐いてるんだよね 笑
なんか、不思議な感じだけど‥‥。笑