クソガキ









昼食は、県をでたところで偶然みつけた有名なラーメン屋でとった。


‥‥もちろん、洵のリクエストで。笑








結構年代ものの外装だったけど、店の中はとても綺麗で、広かった。





そして、お昼の時間を過ぎていたから‥‥お店はいい具合にすいていた。



私たちはカウンターに座る。






ラーメン屋のおじちゃんは、恐面だったけど‥‥


喋るとびっくり!





「兄ちゃんたち、地元の人かいな?」



「いえ、ちゃいます 笑」



おじちゃんの方言に触発されてか‥‥


いつのまにか地元の方言に戻ってしまっている洵。






「ほー、どこからきたん?旅行?」



「まぁ、旅行っす!」



「あ!わかったー!!新婚旅行やろー!!* 新婚さんかいなー!笑

 えー!笑 兄ちゃん、お前さんようやったな!!

 こんな可愛い姉ちゃん!*笑」





‥‥‥恐面のおじちゃんは‥‥


鼻の下をのばしながら‥‥

ゲラゲラ笑う‥‥;




ただのエロ親父だった;笑






「ようやりましたよ~♪* がはは〜!!」




‥‥‥って、オイ!;




おじちゃんにつられて、全く同じ顔をして‥‥

なぜか洵までがゲラゲラ笑いだす‥‥;





「あんたまで何言ってんの;アホ」



私は、ドン引きした顔で‥‥


そんな二人を見ていた‥。





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