卑屈の恋愛方程式
二人の過去
結局…あの後…保健室の先生が来てくれて3人は…保健室を後にした。
残された私は…保健室の天井を見ながら先程の二人の様子を思い出していた。
「あの………。」
ガラリ…と誰かか保健室の扉を開けて入ってきたのと同時に私が横になるベッドへと近づいてきた。
「――ごめんね…。
気分悪いみたいだから…横のベッド使ってもらってもいいかしら?」
「はあ………。」
気のない返事をした私の横をすり抜けてイソイソ…と隣のベッドに横になったのは…どっからどうみても小学生でしょー的な童顔の背の小さいパッチリウルウル目の女の子だった。