短編 星降る夜にまた逢いましょう
なんでよ!
「きゃぁ!」


何で私がこんな目にあうの。

誰?

知らないよこんな人。

助けてよ。

怖いよ。


男がナイフを振りかぶった時


「…っ」


声にならない声と共にドンっと鈍い音がした。


え?何?何が起きているの?


男から一瞬目をはなしてしまった。


それと共に薄れる意識。
目の前が真っ白に見える。

今の音はなんだったんだろう。


まぁいいか。


何も考えられない。




< 12 / 15 >

この作品をシェア

pagetop