短編 星降る夜にまた逢いましょう
僕の大切なキモチ
周りには誰もいないと思ってた。

僕はそれくらい星にみとれていた。

だけど、すぐそばに女の人がいた。

“かわいい人だな”

素直にそう思えるほど整った顔をしていた。

声をかける勇気もないけど、久々に星以外に興味をもった。

そんな僕の心を読よんだかのように女性は、僕のほうを見てニコッと笑った。

ドキっとした。

一目みただけでこんなに惹かれたことはなかった。

これは一目惚れとかいうやつかもしれない。


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