この恋が永遠になりますように
ただ、戮はまだ幼いようだ。
俺が呟くさっきの一言にまだ動揺してる。
「や、やるに決まってんだろ?お、俺らが憐兄さんにかって№2になるんだからな!」
フッ
勝ち負けの付いた様な勝負
本来ならここで終わるはずだった。
でも、俺は戮とやりあってみたかったんだ。
俺が家を出た日からこの2年の間に戮がどれほど強くなったのか、知りたかったから。
「い、いけー。」
そう言った戮の一言で相手側は動き出す。
「加減なんていらねーよ。思い知らせてやれ。」
戮に対抗するかの如く俺もいつもの掛け声を響かせる。
そして戦争と言う名の喧嘩は幕を開けたのだ。