この恋が永遠になりますように
そんな中であたしはしゃがみこみ掴んだ髪を一層引っ張りながら声のトーンを下げて呟いた。
「テメェは負けたんだよ。しょーもねー薬なんかに手を染めて人生まで汚してな。分かっただろ、お前らみたいな卑怯な野郎に俺らを倒すことはできねーんだよ。」
そしてあたしはそいつの顔面を地面に叩きつけてから言い放った。
「分かったんならさっさと解散してやめちまえ!」
「わ、わ…か…った…。り…凛征は…か…いさ…ん…す…る。」
それだけを聞くとあたしは周りを見渡した。
緊張感はまだ漂ったままだ。
「こいつらの後始末しとけ!」
それだけを倉庫の中に響かせるとあたしは部屋へ戻った。