この恋が永遠になりますように
「あ、真琴起きちゃった。」
うん、でもあれだけ叫ばれたら流石に起きるよね。
「つか、すんなら俺今日行かねーから。」
そう言って青メッシュが去ろうとした時、それを遮るかのように緑のメッシュの人が青メッシュを掴んでいた。
「昂輝、俺たち先に行ってるから。」
するとそれには、さっきから昂輝と呼ばれてる奴が頷いた。
そして、緑のメッシュの人はそれを確認してから青メッシュを引っ張りながら教室を出てどこかへ行ってしまった。
「あー、とりあえず俺ら自己紹介しなきゃね。」
そう言い出す昂輝と呼ばれる男。
「俺たちは後ででいいや。つーわけで先に行ってるからよろしくね。」
そう言って赤メッシュも行ってしまった。