この恋が永遠になりますように


謙吾の答えには掴みがかっていた香弥を筆頭に驚きで何も言えなかった。


そんな中、旧校舎に俺ら4人以外の気配があることに気づいた。


だんだん近づく足音


それは俺らのいるこの音楽室の扉の前で一旦止まった。


影を見る限りおそらく昂輝だろう。


その後ろに見えるのはたぶん篠山に飯草だな。


そんなことを考え扉が開くのを待った。


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