この恋が永遠になりますように


「氷の姫…。そんなあだ名あったんだ。」


自分のあだ名は色んな場面で耳にする。


でも、氷の姫ってのは初めて聞いたな。


「で、本題ですが…」


そう言って昂輝は憐に視線を向けた。


「お前ら煌龍に入れ。」


そう憐の口から発せられた一言。


返事なんてものは決まってる。


あたしらは他でもない華蝶の者だ。


簡単に言えば敵。


そんなあたしらを何故仲間にするのか。


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