この恋が永遠になりますように


そう俺が言えば篠山は降ろしていた手をもう一度髪にあてがえて、鬘を取った。


「これでいいんでしょ。」


俺は何も言わずまた雑誌へと目を戻す。


そんな傍らでは飯草と篠山が言い合いをしている。


それを唖然と見てる昂輝達。


氷の姫


誰かが言い出したことがまるで嘘のように感じられた。


そして、こいつと共に居たい。


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