この恋が永遠になりますように
あたしが迷ってるのに気づいたのか、憐は頷いてくれた。
そして真琴を見る。
真琴は視線を合わすとにっこりと微笑んでから頷いた。
そしてあたしは下っ端のみんなの方へ向き直る。
でも、これじゃぁだめ。
守ってもらう立場なら。
そう思いあたしはその場にあった柵を飛び越えて下に着地した。
そして、改めて下っ端のみんなを見回す。
下っ端のみんなは流石に目を丸くして驚いていた。
その中でひとつ深呼吸してから、みんなの目を見てあたしは話し出した。