この恋が永遠になりますように
出会いの桜
目覚まし時計が鳴り響いている今は7:30
誰かが止めない限りこいつはきっといつまでも鳴り響く。
そんな時
グシャッ!
奴は奇妙は音と共に鳴り響くのを止めた。
すると、待っていましたと言わんばかりに部屋の扉が開かれた。
「もう、何度言ったら分かるの?目覚ましを壊すのはやめなさいっ!」
「もう、朝からうっさいなー。ゆっくり寝かせてよ!」
「遅刻するわよ?」
その言葉を聞いた瞬間布団で寝ていたはずの少女はすぐに起きあがった。
「うわっ、まじで!?」
少女は部屋にある壁掛けの時計へと目を向けた。
「ほんとだ!急がなきゃ!」
そう言って、慌てて準備を始めた。