この恋が永遠になりますように
このモールにはあたしの好きなブランドのお店が入っているということもあって1度は来たいって思ってたんだ。
「なんで知ってるの?」
そう、でも、この話をしたのは華蝶の倉庫であって煌龍の倉庫ではない。
だから憐が知るはずはないのだ。
かと言って真琴がこんなことを話すこともないし…
あたしの頭の中はそんな疑問が浮かんでいた。
「んなことよりも、見ないのか?」
憐はあたしの質問に答えることはなかった。
「見る!」
とりあえずあたしは憐の質問に答えてから側にあった地図まで移動した。