この恋が永遠になりますように
今は久々に真琴と玲那と共に過ごしている休み時間だった。
「ふぅー、やっぱり凄いね。呼び出しの数。」
「玲那なんてまだまだ序の口じゃん。それに比べて杏は…」
「そんなんどーだっていい。とりあえずこうしてゆっくりしてたい。」
あたしはそう言いながら机に突っ伏していた。
そんな時だった。
いつもは静かな廊下で大勢の女子の黄色い悲鳴が飛び交った。
キャーキャー!
キャーキャー!
「ん!?」
その声に反応してか側に居た玲那がすぐに廊下に飛び出した。