この恋が永遠になりますように
店に入ると受付らしきとこに姉貴は居た。
俺の存在にはすぐに気がついたらしい。
「憐!?どうしたのよ急に!」
いやいや、お前が来いって言ったんだろーが。
なんてことが言えるわけもなくただこう言った。
「買い物に来てたから。」
そして杏の手を握る。
その行動で内容は掴めたらしい。
「あ、デートね。可愛い彼女連れちゃって。」
そんなことを言う姉貴を他所に一言。
「席案内しろよ。」
そう言うと姉貴は観念したらしく適当に空いてる席に俺たちを案内した。
そして、お決まりのセリフとともに立ち去っていった。
「じゃ、ここどーぞ。決まったら呼んでね。」