この恋が永遠になりますように

杏side

あたし達が倉庫に到着しすぐに向かうのはやっぱり幹部室。


そこに行けば既に幹部である、和稀達の姿があった。


「遅くなった。」


そう言ってあたしは扉をあけて真琴と共に部屋に入った。


「おう。で、作戦は？」


あたし達の間に前触れなんて無駄なものは要らない。


「いつも通りで。」


そう言って簡単に済ます。


｢｢｢｢｢了解｣｣｣｣｣


それだけ言い残すとあたしは総長室に皆の特攻服を取りに向かった。