この恋が永遠になりますように


「はい。」


そう言ってみんなの前に特攻服を差し出す。


迷ってる暇はあたしには存在しない。


守れなかったことは事実だけど、あたしは今を守らなければいけないんだ。


そう思い、あたしは気合を入れ直す。


復活してから初となるこの戦争。


それまでの間に喧嘩などしてるはずもなくもちろん腕も鈍ってるだろう。


そこが決め手となっているだろうことは目に見えて分かっていた。


「杏、真琴。無茶だけはするなよ。」


「体が鈍るのは当たり前少しでも頼ってね。」


「お前らは最後の仕上げだけでいい。」


「怪我しないでね?」


みんな思い思いの言葉を伝えてくれる。


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