Do You Remember?
徐々に人が乗り込む機内。数分経つと、離陸のアナウンスが丁寧に行われ、機体は大分への短いはずの旅を始めた。機体が安定した所で、スチュワーデスから乗客に飲み物がふるまわれた。私はユズジュースを頼み、窓から外の景色を見下ろす。雲で地球が見えない。私はずっとずっとその真っ白な世界をみていた。
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