旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~
「いえ。実家にいても一人で誕生日を過ごしてたので気にしないで下さい」
そう言うと笑いながらトッピングに使う材料をカゴに入れていく。
「でもケーキは母が毎年作ってくれていたので今年は自分で作ろうかと思ってたんです」
彼に目をやると何やら考え込んでいるかと思えば、私に視線を移した。
「明日早く帰りますので一緒にお祝いしましょう」
「え?……でも月末はお仕事忙しいのでは?」
驚いた顔で彼を見ているとそんな私に優しく笑った。
「明日は調整できる仕事なので大丈夫ですよ。俺にもお祝いさせて下さい。明日は二人で過ごしましょう」
予想だにしなかった彼の言葉に思わず目を見張る。
うそ……嬉しい……。
一人で過ごすつもりだっただけに彼から一緒に過ごそうと言われ、嬉しくて気持ちが高ぶる。
息が詰まるような胸の高鳴りと感激で思わず目が潤んだ。
彼に笑顔で「はい」と頷くと彼もまた優しく笑ってくれた。
そう言うと笑いながらトッピングに使う材料をカゴに入れていく。
「でもケーキは母が毎年作ってくれていたので今年は自分で作ろうかと思ってたんです」
彼に目をやると何やら考え込んでいるかと思えば、私に視線を移した。
「明日早く帰りますので一緒にお祝いしましょう」
「え?……でも月末はお仕事忙しいのでは?」
驚いた顔で彼を見ているとそんな私に優しく笑った。
「明日は調整できる仕事なので大丈夫ですよ。俺にもお祝いさせて下さい。明日は二人で過ごしましょう」
予想だにしなかった彼の言葉に思わず目を見張る。
うそ……嬉しい……。
一人で過ごすつもりだっただけに彼から一緒に過ごそうと言われ、嬉しくて気持ちが高ぶる。
息が詰まるような胸の高鳴りと感激で思わず目が潤んだ。
彼に笑顔で「はい」と頷くと彼もまた優しく笑ってくれた。