旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~
「ありがとう瑞希さん。雅也は幸せね。こんなに瑞希さんに想われて」
「いえ!そんな……」
カァーと赤くなった顔を隠すように膝に置いた手に顔を向けると、お義母さんのフフっと笑う声が聞こえた。
その後、お義母さんにもう一度お礼を言うと、再びバスと電車を乗り継いでマンションへ戻った。
凄く緊張したけど、行ってお義母さんと話が出来て良かった。
これでお義父さんとお義兄さん達が考え直してくれたら、彼を助けてくれるかもしれない――。
これぐらいしか思い付かなかったけど彼の役に立っただろうか。
そう思うと、左手にしたブレスレットを見つめながら希望に胸を膨らませた。
「いえ!そんな……」
カァーと赤くなった顔を隠すように膝に置いた手に顔を向けると、お義母さんのフフっと笑う声が聞こえた。
その後、お義母さんにもう一度お礼を言うと、再びバスと電車を乗り継いでマンションへ戻った。
凄く緊張したけど、行ってお義母さんと話が出来て良かった。
これでお義父さんとお義兄さん達が考え直してくれたら、彼を助けてくれるかもしれない――。
これぐらいしか思い付かなかったけど彼の役に立っただろうか。
そう思うと、左手にしたブレスレットを見つめながら希望に胸を膨らませた。