旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~
「ただ産まれてきた順番が遅いと言うだけで、俺は父親の会社は継げません。だからこそ力が欲しかった」
「……それで継ぐ事ができるのですか?」
一瞬彼は言葉を詰まらせたが直ぐに鼻で笑った。
「わかりません。でも、もし会社を継ぐことが出来たら鈴木グループを一から立て直したい。そして三田井グループから離脱したいと思ってます」
そう言う彼の顔は今までの冷めた感じはなく真剣そのものだった。
「貴女と結婚する事で強い後ろ楯を手にすることが出来る、その力が無ければ兄と対等に闘う事は出来ない」
「……」
「もちろん何年も俺の野望に貴女を付き合わせるつもりはありません。5年……いや、早くて3年後には貴女と離婚しようと思ってます」
離婚!?
今日式を上げたばかりなのに、3年後に離婚宣言をされ思わず彼を凝視した。
「……それで継ぐ事ができるのですか?」
一瞬彼は言葉を詰まらせたが直ぐに鼻で笑った。
「わかりません。でも、もし会社を継ぐことが出来たら鈴木グループを一から立て直したい。そして三田井グループから離脱したいと思ってます」
そう言う彼の顔は今までの冷めた感じはなく真剣そのものだった。
「貴女と結婚する事で強い後ろ楯を手にすることが出来る、その力が無ければ兄と対等に闘う事は出来ない」
「……」
「もちろん何年も俺の野望に貴女を付き合わせるつもりはありません。5年……いや、早くて3年後には貴女と離婚しようと思ってます」
離婚!?
今日式を上げたばかりなのに、3年後に離婚宣言をされ思わず彼を凝視した。