旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~
「いらっしゃい雅也、瑞希さん。疲れたでしょう?さぁどうぞ」
小柄で気品溢れるお義母さんに促され、中に入ると居間へ通された。
「6時頃に遠也(とおや)達もくるから、皆で食事をしましょう。家族揃って食事なんて何年振りかしら」
フフ、と嬉しそうに笑うお義母さんに対し冷めた顔で出されたお茶を飲む彼。
そんな様子も気にすることなく、お義母さんは話しかけてきた。
「どう?新婚生活。順調かしら?」
「……ええ。それなりに」
彼が冷たくそう答えるとお義母さんは不満気な顔をした。
小柄で気品溢れるお義母さんに促され、中に入ると居間へ通された。
「6時頃に遠也(とおや)達もくるから、皆で食事をしましょう。家族揃って食事なんて何年振りかしら」
フフ、と嬉しそうに笑うお義母さんに対し冷めた顔で出されたお茶を飲む彼。
そんな様子も気にすることなく、お義母さんは話しかけてきた。
「どう?新婚生活。順調かしら?」
「……ええ。それなりに」
彼が冷たくそう答えるとお義母さんは不満気な顔をした。