正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
コソコソと茉莉花と郁斗と涼哉が話してた事を私は知らない。
「じゃ、お祭りは五十嵐が居るから何処かで待ち合わせにする⁇」
「いや、俺が此処まで来ればいいだけだろう⁇」
「んー、なら待ち合わせは私達の家の前にする⁇」
「それで行くか」
そこからはサクサクと話が進み、あっという間に決まったのでした。
「浴衣はどっちの家で着る⁇」
「それならあたしの家来れば⁇コッチだと郁斗も居るから」
「じゃ、浴衣持って1時間半くらい前に行くね」
という事で、浴衣は茉莉花のお家で着替えさせて貰う事になりました。
「あ、去年の浴衣出してみようっと♪」
私は部屋のクローゼットにしまったはずの浴衣を出しに戻る。
「……で、何で五十嵐が此処にいるの⁇」
花鈴がリビングを出て行くと茉莉花は涼哉に聞いていた。