正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
なんだか、恥ずかしくなってきた私は慌てて話を逸らした。
「あれ、そういえばそうだな。もうすぐ着くだろ⁇」
「人が多いから逸れちゃったのかな⁇」
お祭りの会場はもうすぐそこ。
お祭りとあって人が多いから逸れても可笑しくは無いけど。
「どうする⁇合流するか⁇」
「んー、多分無理だと思う。それに郁斗達は平気でしょ」
この人の多さだと合流するのが難しそうなんだよね。
「じゃあ、連絡入れるだけ入れて2人でまわろうぜ」
「……へ⁇あ、う、うん。そうだね」
……そ、そうだよね。
郁斗と茉莉花が居ないって事は涼哉とまわる事になるんじゃん‼︎
今更ながらに気付いた事にテンパっていると。
「よし、じゃあ何処から行く⁇」
私が軽く慌ててる間に連絡をしてくれたのか涼哉に聞かれる。