正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「……あーー!!!」
「ん、どーも」
ニヤリと意地悪に笑って涼哉は私に水飴とモナカを渡してきた。
……あ、ああ。
私のあんず飴がぁ〜……。
「……あ、あんず飴」
「美味しかった」
ガーン……とショックを受ける。
「……もういいもん。涼哉花火まで付き合ってね⁇」
「花火⁇まあ良いけど。どこ行くんだ⁇」
涼哉がいいって言ったので、私は出店にまた向かう。
「花火があるんだよ。確か8時くらいかな〜」
そう言いつつもクレープ屋さんでクレープを買う。
「……へえ、凄いなここの祭り」
「1番ここら辺じゃ大きいかな⁇」
「……って花鈴、一体今の間にいくつ買ってるんだよ⁉︎」
「さあ⁇やけ食いするんだから良いの‼︎」
私はどんどん出店の食べ物を買っていく。
買ってるのはお菓子系のだけど。