正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
花火がよく見えるところまで2人で移動しながら。
「あ、コレお兄さんから預かったお金‼︎」
「……ああ、ありがとな」
「それと、はい。涼哉がとった景品」
バレッタとキーホルダー、ぬいぐるみを渡そうとすると。
「それは花鈴にやるよ」
「え、でも折角涼哉がとったのに悪いよ」
「いいんだよ。どうせ俺が持ってても意味ないし」
だから花鈴が貰って⁇と笑っていう涼哉。
「……ありがと、大切にするね‼︎」
有難く貰う事にしました。
バレッタは学校につけて行こうかな⁇
「そういえば、花火会場から離れてるけどいいのか⁇」
「大丈夫‼︎私だけが知ってる秘密の場所があるの。そこから綺麗に花火見れるんだ」
花火が綺麗に見れる穴場に向かってるの。
しばらく歩き、ちょっとした小道を進むと小さな神社に着いた。
「着いた‼︎ここだよ」
「ここ⁇ここって神社じゃん」
「そうだよ。この神社からすっごく綺麗に見えるんだよ花火」
そう言って私は階段に腰掛けて買った物を食べる。
「それにしてもこんな所に神社なんかあったんだな」
「……だから言ったでしょ⁇私だけが知ってる場所だって」