正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「茉莉花、バイバイ」
「じゃあな」
「花鈴に郁斗じゃあね〜」
家の前で茉莉花とバイバイして私達も家に入る。
「たっだいま〜♪」
「あー疲れた。ただいまー」
「おかえりなさい。楽しかった⁇」
お母さんが出迎えてくれる。
「とっても楽しかったよ♪」
「それは良かったわねぇ。それに花鈴、その浴衣とっても似合ってるじゃない」
お母さんにまで浴衣褒められてしまった。
「えへへ、ありがと♪」
「さ、シワになっちゃうから着替えてきなさい⁇」
「はーい」
お母さんに促されて私は部屋に戻る。
……え、郁斗は⁇って⁇
あいつはお母さんにまだ捕まってます。
「郁斗、色々と聞かせてもらうわよ⁇」
「……げっ⁉︎マジかよ〜……」
「うふふ、話してくれたらイイコト教えてあげるわよ⁇」
「……イイコト⁇」
さて、私はのんびり着替えよーっと‼︎
郁斗はきっとお母さんの罠にハマったな。
何教えるのか知らないけどさ。