正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
とりあえず、今の姿は学校版高階花鈴仕事使用。
「……ふう。やっぱりコレは疲れる」
「あたし的には今の状態の花鈴が良いなーって思ってる。ま、普段の花鈴も好きだけどね」
「………絶対に変装解くのはダメ」
「郁斗ってば拗ねないでよ〜。ほら、仕事して早く帰ろっ⁇」
何故か拗ねだしている郁斗を宥めてあたし達は屋上へ。
あたしと郁斗の秘密とはあるお仕事をしている事。
そのお仕事とは、ざっくり言うとこの学校の安全と平和を守る事。
え、それだけじゃよく分からないって⁇
屋上に着けば分かると思いますよ⁇
じゃあ、細かい説明は屋上でしますね。
ーーーギィッ‼
「相変わらず、危なっかしい音立てるね。このドア」
「いつか壊れて開かなくなるんじゃない」
「そしたら蹴り破れば良いだけだろ」
「そんなの出来るのあんたと花鈴の双子ぐらいじゃないのよ」