正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「花鈴!!!お前、本当にそれで学校行くのかよ⁉︎」
荒々しくリビングに入ってきた郁斗さん。
「うん、行くよ⁇」
「霊力の制御、花鈴変装しないで出来るのかよ⁉︎」
そっか、郁斗にはこのリボンの説明して無かった。
「大丈夫よ。変装しなくても制御出来るっておじいちゃんから言われたんでしょ⁇」
お母さんが郁斗に言ってくれた。
「じいちゃんに⁇」
「そ。それにこのリボンがあるから妖怪達にはバレないよ」
あ、そろそろ時間だ。
「……でも、変装しろよ‼︎妖怪とかもそうだけど‼︎」
「……お母さん行ってきまーす‼︎」
だったら郁斗が変装してみろよ‼︎
アレめっちゃ疲れるんだからね⁉︎
それに、変装しなくても自分の容姿は地味だし。
対して変わらないんだからいいじゃん‼︎
(自分が美少女だって事が分かってない)
「花鈴行ってらっしゃい」