正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜



「あ、茉莉花‼︎おはよ〜♪」




助かった‼︎って意味も込めて満面の笑みで茉莉花に手を振れば。





「花鈴、おはよっ‼︎って……キャー!!!なんのサプライズ⁉︎変装はもう良いの⁉︎」




茉莉花は、涼哉を押し退けて来たかと思うと勢い良くギュッと抱きしめられる。





「……うん、もうしなくて良いんだ」




茉莉花さん、私夏休み前に話したよね⁇





………忘れてるんだな、コレは。





「……花鈴、可愛いっ!!!」




顔を真っ赤に染める茉莉花。





「学校行こっ‼︎うふふ、楽しみね♪」




「楽しみだね‼︎みんなのお土産話♪」




奈々と春奈は何処か行ったかな⁇





「それも楽しみだけど、花鈴を見た時の他の人達の反応が楽しみだわ♪」




「普通じゃないの⁇」




私を見た時の反応って、何が楽しみなんだか。





別にそんな凄い反応するとは思わないけどな〜⁇





「涼哉、学校でね‼︎」




私はヒラリと涼哉に手を振って歩き出す。




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