正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「茉莉花、なんか周りの視線が痛いんだけど気のせい⁇」
「……気の所為じゃないかしら⁇気にしない方が良いわよ」
学校に着いてから、他の生徒達の視線を感じてます。
……でも、茉莉花が気の所為って言ってるし気にしない‼︎
いつものようにキツイ階段を上って、一番奥のクラスへ。
「「おはよ〜」」
クラスに入った途端に皆から突き刺さる視線。
「……え、なに⁇」
なんでこんなに見られるのか分からずに、1人キョトンとしてしまう。
「お前、誰だよ⁇」
1人の男の子が私に向かって聞いてくる。
………え⁉︎分からないの⁇
え、だってただ髪解いて、メガネ外しただけだよ⁉︎
そんなに変わらないと思うんだけど⁇
ちょっとばかりショックを受ける。
「もー、酷いわねあんた達。同じクラスの子なのに分からないって」
「……え、こんな子クラスにいたか⁉︎」
こ、こんな子って言わないで。