正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「あんた達、あたしがいつも一緒に来てる子は誰か知ってるでしょ⁇」
茉莉花がニヤニヤと笑いながら言うと。
「冴崎と一緒に居るのって高階だろ⁇」
「そうよ。この子花鈴なんだけど⁇」
なんて茉莉花は得意気に言う。
『……は、はあああ⁉︎』
「コレが花鈴の本当の姿よ♪すっごく可愛いでしょ‼︎」
「待って、茉莉花。私は可愛くないから」
私が可愛いとか可愛いに失礼だから。
「……全く、鈍感なんだから」
「鈍感じゃ無いよ⁇」
『ほ、ホントだ‼︎この声は高階だ!!!』
『か、花鈴が可愛い〜!!!』
男子達が驚き、女子達が感動して。
『あいつってあんなに可愛かったんだ…』
と、クラスの男子達は顔を真っ赤に染め。
『花鈴って美少女!!!超可愛い〜!!』
女子達は興奮して叫び、教室がカオスなことになった。
「………何事なのよ」