正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
花鈴が切実に帰りたいと思ってる頃。
1組の所では、郁斗と涼哉が不機嫌マックスになっておりました。
「………なんなんだよ、花鈴のやつ」
「……なんで変装解くんだよ……」
余りの機嫌の悪さにクラスの人達も近づきにくいようです。
「「あの様子じゃ、絶対に花鈴モテるだろ………」」
溜息を吐いてソワソワしてる花鈴を見る郁斗と涼哉。
「「……花鈴が可愛いのは俺だけが知ってれば良かったのに……」」
これだけ聞いてると、最早ただのストーカーと変態にしか見えないです。
大丈夫か、この2人。
「……まじ意味わかんねー。なんで突然止めるんだよ」
「……どうすっかなー。これから」
郁斗は花鈴が変装を止めたことに対して。
涼哉は涼哉で自分と花鈴に。
イライラしているようです。
「あー、クラス違うのに狼どもからあいつをどうやって守ればいいんだよ……」
「花鈴を狙う奴が絶対に増えるよな……」
お互いに郁斗達は花鈴の事で頭を抱えているのでした。