正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「……あ、終わった」
とりあえず、今のところは同点みたい。
「それにしても、凄いね〜あの2人」
試合が終わった郁斗と涼哉にタオルを渡しに行くほとんど全員の女の子達。
動いてないのは、私と茉莉花。
そして、奈々と春奈の4人しかいない。
「……奈々たちも行ってないねやっぱり」
「そういえば、奈々達に言わないの⁇双子だって」
思い出した様に聞いてくる茉莉花。
「……言うタイミングがね〜。って、この場で言っちゃえば楽じゃん‼︎」
ん⁇でも、どうやって言いだそう⁇
「……言うタイミングがあっちからやって来たじゃない」
悩んでいると、面白い事でも起きたのかニヤニヤ笑ってる茉莉花。
「どゆこと⁇というか、ニヤニヤしてるけど茉莉花」
「来たわよ⁇花鈴、タイミングが」
……はて、なんのこっちゃ。
ふと、ステージの前に気配を感じて視線を向けると。