正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「花鈴、この子達勘違いしてない⁇」
「気安くこの子の事を『花鈴』なんて呼ぶんじゃないわよ‼︎」
「だから、違うんだって奈々‼︎」
「花鈴ちゃんは下がってて〜」
待って、春奈は何処から持ってきたのそのラケット⁉︎
「あー、もう!!!」
「え、俺、違うんだけど⁉︎」
「「私達(俺達)双子なの!!!」」
思わず2人してハモる。
「「へー、双子なんだ〜‼︎って、はあああああ⁉︎」」
「「えええええ⁉︎」」
奈々と春奈、そして近くにいたクラスの子達が驚きの声を上げる。
「ま、まさか‼︎花鈴と高階くんが双子なワケ……」
信じられないと言うように首を振る奈々。
「……でも、よく見ると似てるねぇ。花鈴ちゃんと高階くん」
春奈は私と郁斗を交互に見比べて居て。