正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
ゴールした男の子とハイタッチして。
「後少しだったのに……」
悔しがる男の子の頭をポンポンと撫でて。
「残念だったね〜。良かったらまたリベンジしに来てね⁇」
「……うん‼︎お姉さんリベンジしに来るからまた俺たちに着いてね‼︎」
「ありがと〜♪リベンジしに来てくれたら着いてあげるよ」
あと、シフトの時間だったらね⁇
「2人とも出口の所で景品貰ってね‼︎」
楽しそうな男の子2人組を見送って次のお客さんの所に。
「こんにちは〜。……って、んん⁇」
そこに居たのは4人の中学生の子達なんだけど。
なんだか違和感を感じる。
なんだろう⁇この子達とは初対面なはずなのに知ってるような気がする。
「お姉さん⁇どうしたの⁇」
「え、あ、ごめんね。じゃんけんしてもらって、順番を決めてくれるかな⁇」
じゃんけんを始めるのを眺めてると。
ーーピクッ!