正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「……茉莉花、どうする⁇」
一緒にまわる予定の茉莉花に確認してみると。
「なら、3人でまわってくれば⁇あたしは桜ちゃんと鈴ちゃんといるからさ」
いつの間に仲良くなったのか桜と鈴と仲良く話しながら送り出してくれました。
「それに、私達は私達でちょーっとやりたい事があるし⁇」
ニヤリッと何かを企んでるような茉莉花さんに言われて。
「……茉莉花、ごめんね⁇」
「ふふ、何が⁇……それよりも楽しんで来なさいよね〜」
3人でまわることになりました。
「じゃあ、行ってくるね⁇」
「いってらっしゃい〜」
とりあえず、3人で中庭に出る。
時間がお昼時だから、何か買ってお昼にしないとね。
「葵と葉は何か食べたいものある⁇」
「んーとね!葵アイス食べたい!!!」
「葵はアイスね。葉は⁇」
「……アレっ!!!アレ食べたい!!!」
目を凄くキラキラさせて葉が指さすのは。
「……あれで良いの⁇」
「うん!美味しそう!!!」
クレープを売ってるクラス。
「じゃあ、先にクレープの屋台から行こうか」
「クレープ!!!」
屋台でクレープとアイスを買い、あたしもお昼として焼きそばを買って。
「あ、あそこ空いてる」
たまたま空いてたテラスに座って食べていると。