正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
ドッキリ大作戦
お昼を食べ終えて、あちこちまわっていると。
「花鈴、郁斗のクラスは何やってるの⁇」
「郁斗のクラス⁇確か、カフェじゃなかったかな〜」
葵に答えると、何かを考える様に腕を組みだした。
「……かりんちゃん、いくくんはー⁇」
「多分この時間なら郁斗はクラスにいるんじゃないかな」
あいつ、『午後からシフトなんだよな〜』ってブーブー言ってたからね。
クラスに居るのは間違いない。
「花鈴!葵、郁斗のクラスに行きたい」
「ぼくも!」
何を思ったのか、葵と葉が突然言い出す。
「……どうしたの突然⁇」
「ちょっと郁斗に聞きたい事があるの!」
「そうなの⁇」
私の問いかけにコクンと頷く葵。
「なら、行ってみる⁇3時になるし、ちょっと休憩しようか」
と、いうことで。
やって来ました、郁斗のクラスに。
「あれ⁇そんなに混んでない」
郁斗がいるから結構混んでると思ったんだけどね〜。