正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
それから数時間後。
「花鈴、茉莉花、奈々、春奈。少し休んだら⁇」
お客さんが、だいぶ減って余裕が出てきたので。
少しだけ休憩を貰って教室の端っこで休む事になりました。
同じシフトの男子に任せて端っこに行く。
「楽しいけど、昨日より疲れるわー」
「昨日はあんまり多くなかった時だったもんね〜」
奈々と春奈は余りの人の多さにヘトヘトの様です。
「昨日より少し人多くない⁇」
「それは思ったわ。まあ、宣伝班が良い仕事してるって事かしらね」
茉莉花さんは今日も女王様全開です。
「でも、あと1時間も無いね」
「うわー、あっという間じゃん」
男子がやってるのを眺めながら奈々と話していると。
「そういえば、花鈴」
「んー⁇なあに、奈々」
「今日って午後は結局、誰と文化祭回るのよ⁇」
「……え、な、なんで⁇」
「だって、茉莉花とは昨日回ってるんでしょ⁇」
痛いとこ突いてくるな〜。
別に言ってもいいんだけど、多分言ったら面倒な事になる気がするんだよね。
さて、どうしようかと考えていると。