正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜





私と茉莉花が付いていたお客さんをゴールさせて見送って入り口に戻ると。





「花鈴、茉莉花お疲れ様〜。交代して良いよ⁇」




次のシフトの子達と話してた奈々達に言われました。





「うん、そうだね。というか奈々は行かなくていいの⁇」




奈々、彼氏さんとまわるって言ってませんでした⁇





「それは大丈夫‼︎『教室に迎えに行くからそれまでは絶対に動くな』って言われた」




それはまた、随分な事で。





「愛されてますね〜⁇奈々ちゃん⁇」




「うるさいっ!!!」




ニヤニヤと笑う茉莉花を軽く叩く奈々。





「まあまあ、2人とも落ち着いて〜⁇」




春奈がのんびりと仲裁に入って。





「でも、茉莉花ちゃんと花鈴ちゃんは行かなくていいの〜⁇」




「そうそう、あんた達は行かなくていいわけ⁇」




奈々は春奈に便乗してきた様で突然ニヤニヤとして聞いてきまた。





「ああ、それなら心配ないわ」





茉莉花は廊下に目を向ける。





「だって、もう迎えに来てるもの」




茉莉花の目線の先を追うとそこには。





王子様モード⁇な郁斗と涼哉さんが歩いて来てました。




< 205 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop