正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜





「あるよー、精神面に関しては郁斗よりも茉莉花に相談乗ってもらってるから」




「そっか。ま、あの2人にも言えない事でも出来たら俺が聞いてやるよ」




フッと笑ってポン、と私の頭を軽く撫でた涼哉に笑顔で返す。





「そうだね、あの2人にも言えない事が出来たら、相談乗ってね涼哉」




「おう。んじゃ、呼ばれてるし俺らも行くか」




先におばけ屋敷の入り口に向かう涼哉を慌てて追いかける。





「え、嘘でしょ⁉︎待ってよ〜‼︎まだ心の準備が出来てない‼︎」




「いや、後ろ詰まってんだから無理だろ。ほら、行くぞ」




「お気を付けて……」




私はそのままおばけ屋敷に入る事になりました。





………その後、出てくる時には私が半泣きだったのは察して下さい。





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