正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
「……まさか文化祭でまでそんなに食うとは思ってねえけどな」
涼哉が苦笑いしてるうちに、私は2つ目のアイスを食べ終えて。
「キャラメルミルクティーにしよ」
3つ目を食べ始める。
それをなんとも言えない目で見つめてくる涼哉と茉莉花。
それを気にも留めないで私は残り2つのアイスを食べ終えてみせた。
「美味しかったぁ〜‼︎郁斗ご馳走様です」
「おー、どういたしまして。腹壊すなよ、花鈴」
「はーい、そこは大丈夫〜」
「なら、良いんだけどよ」
「「………ほんとにあのアイスを全部食べた………」」
驚いてる茉莉花と涼哉にドヤ顔してみせ。
「さて、次は何処に行く〜⁇」
茉莉花に聞いてみた。
「ん〜、私はおばけ屋敷以外は他にどうしても行きたいところがないけど⁇」
はっきりと言った茉莉花。
流石サバサバしてる女王様。
「涼哉と郁斗は⁇」
「俺は特に無いよ⁇だから、涼哉と花鈴に合わせるし」
「……まあ、俺も特に此処って言うのは無いよ」
「………私は屋台のスイーツが食べたいくらいだったから特には」
困ったぞ、どうしましょ。
「そうね……なら、この後は適当にブラブラしましょ」
と言う事で、私達は校舎をグルグルと回る事にしました。